ダルバールスクエアの旅行記
ネパールのカトマンズのダルバールスクエアでは、中央にそびえたっているシヴァ寺院の上部まで登って周りを見渡すのがが好きです。
シヴァ寺院の隣には、上部の窓からシヴァ神とパールバティ女神の像が見えるシヴァ・パールバティ寺院があります。下の写真ですね。
下の写真の建物はカスタマンダプ寺院と呼ばれていてネパール最古の寺院と考えられています。そして一本の木から取られた木材のみで作られたと考えられていてカトマンズという名前の由来にもなっているようです。
現在は、ダルバールスクエアに入るだけで、お金がいります。しかし、ある道を通っていくとただで入れたりもします。あと毎回といってもよいのですがダルバールスクエアでは、観光客におもちゃ?を売りに歩いて近づいてくる人がいます。
で、以前ネパールに来た時には、しつこいくらいに売り込んできて、買わないつもりでどこかに去ろうとしても後をついて来ました。しかたないのでもっと安くとしてくださいと答えていたら、どんどん安くなっていって、最終的に買ってしまいました。
今回行った時には、またやはり、そのおもちゃの売り手(たぶん違う人)がやってきまして、売りに来たその男性に「高いから買わない」と言ったところ、すぐにあきらめて、どこかに行ってしまいそうになりました。実は今回はそのおもちゃを買いたいなと思っていまして、「まずい」と思い、もう一度こちらから声をかけて、いくらだったら売ってくれるのか聞きました。
そしたら、最終的には結構安い値段にしくれましたので購入することにしました。そのおもちゃはその人の奥さんが作ったものということで、やっぱりネパールの人は生きるために必死なんだなと感じました。
ここでは、そのおもちゃ売りを取り上げましたが、たまたま自分が数回出会っただけかもしれません。会わない人もいると思います。
ダルバールスクエアは、観光客が一度は来る場所で、クマリの館もありますので見に行ってもよいと思います。
実は、クマリの館付近で「クマリを見たいか?」と聞いてくる男性が数名いて、その人についていったら、クマリを見ることができたのですが、後でちょっと高めのお金を請求されましたので、気をつけてください。
下の写真はカーラ・バイラヴと呼ばれる恐怖の神としてのシヴァ神の化身の一つです。
このカーラ・バイラヴ像の前で嘘をつくと即座に死ぬと今でも信じられています。
たくさんの方がお祈りや供物をささげたりしていました。
下の写真はダルバールスクエアの旧王宮入り口付近にあるハヌマンドカと呼ばれるハヌマーンの像です。ハヌマーンは風の神様であり、空を飛んだり、小さくなったり、大きくなったり自由自在です。叙事詩であるラーマーヤナに書かれていますが、ヴィシュヌ神の化身であるラーマ王子の妻であるシータがラークシャサ(羅刹のことのようです。)の王ラーヴァナをから取り戻す時に協力して活躍したことで有名です。
ちょっと思ったのですが、タイ王国は仏教国ですが、タイ王国の王様の名前はラーマ・・世と呼ばれていますので仏教とヒンドゥー教は深いつながりがあるのかもしれません。ヒンドゥー教においてはヴィシュヌ伸の10の化身の一つが仏陀であると考えられていますので当然かもしれません。
ネパール旅行でカトマンズ内で、まず行くことになる場所だと思います。