今日は、近藤史恵さんの素敵な本「たまごの旅人」についてお話しします。この本は、2024年6月に発売される文庫本で、出版社は実業之日本社です。物語は、海外旅行の添乗員になった遙(はるか)という女の子が主人公です。
遙は、ずっと夢見ていた海外旅行の仕事を手に入れました。彼女は、アイスランドやスロベニア、そして美味しい食べ物がいっぱいのパリや北京など、いろんな国を旅します。添乗員というのは、旅行のガイドをする人のことです。
この本の魅力は、遙が旅を通じて経験する「ままならない人生の転機」や「旅立ち」を描いているところです。人生には思いがけない出来事がたくさんありますが、遙はそれを誠実に受け止めて成長していきます。短編集という形式なので、いくつかの物語が入っていて、どの話も心に響くものがあります。
「たまごの旅人」は、ただの旅行の話ではなく、人生の大切な瞬間や感情を教えてくれる本です。旅を通じて出会う人々や、彼らとの絆が描かれていて、読んでいると自分も旅をしているような気持ちになります。ぜひ、皆さんもこの本を手に取って、遙と一緒に素敵な旅を体験してみてくださいね!